TOP家電家電の電気料金や使用時間が実際と違うのはなぜ?
最終更新日 : 2025/10/27

家電の電気料金や使用時間が実際と違うのはなぜ?

当アプリでは、AIが家電ごとの電気料金や使用時間を推定しています。分電盤に設置した電力センサーでご家庭全体の消費電力を計測し、その電力の変化パターンをもとに、AIが「どの家電が、どのくらいの電力を消費しているか」を推定します。

推定に関する注意事項

  • 家電は動作内容によって消費電力が変わるほか、消費電力が似た家電が同時に動いている場合があるなどの理由から、推定結果に誤差が生じることがあります。
  • 家電の代表的な動作を検出しているため、実際のご利用状況とアプリに表示される時間や回数が一致しないことがあります。 (例:エアコンは冷暖房機能が対象で送風は検出されない等)

家電ごとの注意事項

エアコン

消費電力が似ている家電:HP給湯器、衣類乾燥機、浴室乾燥機などのヒートポンプを使って熱交換を行なっている機器

  • 省エネモードや送風で運転している場合など、消費電力が低いと検知できないことがあります。(冷暖房を使用しているが設定温度付近に達して、実質は送風だけが行われている状態も含みます。)
  • 一定の時間を置いて稼働と停止を繰り返すなど、間欠運転をしていると検知できないことがあります。
  • 複数のエアコンがある場合、検出結果は1つにまとめて表示しています。(個別計測をしている場合を除く)

テレビ

消費電力が似ている家電:HDD/DVD・Blu-rayプレイヤーなどのテレビと一緒に使うことが多い機器

  • 省エネ性能が高い機種や、消費電力が低い機種では検知できないことがあります。
  • 画面表示がOFFでも裏側で機能が動いており、消費電力が大きくなっている場合に検知できないことがあります。
  • 複数のテレビがある場合、検出結果は1つにまとめて表示しています。

IHコンロ

消費電力が似ている家電:200Vのエアコンなど

  • 100Vタイプの卓上コンロや消費電力が低い機種は検知できないことがあります。
  • 据え置き型ラジエントヒーターコンロはIHコンロとは原理が違うため検出されません。

高熱家電

消費電力が高く、高熱を発生させる機器を「高熱家電」としてまとめて表示します。

消費電力が似ている家電:ドライヤー、アイロン、電気ポット・ケトル、コーヒーメーカー、電気暖房機器、ホットプレート、卓上IHコンロなど

  • 熱を出す家電は電力の使われ方が似ているので「高熱家電」としてまとめて表示します。
  • ドライヤーの冷風や低温モード、電気ケトルの保温など、消費電力が低い状態は検知できないことがあります。

炊飯器

消費電力が似ている家電:ホームベーカリーなど

  • 炊飯器は「高熱家電」として検知されることがあります。
  • 保温の状態や消費電力が低い機種は検知できないことがあります。

洗濯機

洗濯や脱水をしている状態を洗濯機として検知します。

  • 乾燥などのモードで運転している時は検知しません。

電子レンジ

温めなど、マイクロ波を発生させる機能の使用を電子レンジとして検知します。

  • オーブン、グリルなどのモードでのご利用は「高熱家電」として検知されます。
  • 消費電力が低いと検知できないことがあります。

コード式掃除機

ACコードから直接給電している掃除機を検知します。

  • コードレス掃除機やお掃除ロボットなどの充電式掃除機は検知できません
  • サイクロン方式の掃除機は検知できない場合があります。

冷蔵庫

家庭用の冷凍冷蔵庫を対象としています。

  • 電力の推定のみ行っています。アプリの「家の様子」には表示されません。

待機電力

当アプリでは、一日のうちずっと消えずに使われている電力を合計して「待機電力」と表示しています。

  • 24時間換気など、常時少量使われているものも含まれます。

AIによる推定の仕組みについてはこちらをご覧ください。
電気の使い方が見える仕組み